本日7月28日、東京オリンピックは6日目なわけですが、一方で、都内の新規感染者数3,177人という報道がなされました。世の中の混沌っぷりにつくづく驚かされると同時に、この"いま"を目に焼きけておきたいとも思います。
そこで今回は、いま見ておきたい歌舞伎町の風景を紹介します。
それはずばり、
<歌舞伎町を歩くオリンピック関係者の外国人たち>
です。
目撃頻度が高いのは、歌舞伎町のランドマーク的ホテル『グレイスリー新宿』の周辺でしょうか。『グレイスリー新宿』には、関係者の外国人たちが多く泊まっているらしく、夜、ホテルの入り口なんかを眺めていると、『関係者パス』を首から提げている人々の姿を頻繁に見かけるんですね。
気になるのはやはり、彼ら関係者の外国人たちが、日本一の大歓楽街を楽しんでくれているのかってことです。
7月27日、夜11時頃から20分ほど、グレイスリー新宿の入り口を眺め、中から出てくる外国人たちを観察してみました。
『関係者パス』を付けた外国人たちグループは、2組見かけました。
様子を目で追ってみました。
すると、
片方のグループは、近くのコンビニへ行き、そしてすぐにまたホテルへ。
もう片方のグループは、生真面目な"引率者"っぽいオーラをまとった日本人と一緒にホテルの横の寿司屋へ。
その雰囲気は、どちらもどこか行動が制限されているような印象でした。
もしかしたら、2組ともに来日14日以内の"待機期間中"の方々で、東京オリンピック組織委員会からの、以下のような<外出ルール>により、あちこちウロウロすることを禁じられているんじゃないでしょうか?
●外出を認めるのは行動計画で提出した場所のみ。専用車両を使用する。
(組織委が22日、宿泊先に示した文面/東京新聞7月26日から引用)
●食事はホテル内で。不可能な場合、監督帯同などの条件付きでコンビニ利用可能。
●誰も帯同しない場合は外出簿に部屋番号、資格証番号、出発・戻り時間を記入。
●規則を破った場合は資格証剥奪など厳しい処分。
と、私はまずそんな想像をし、そしてこうも思いました。
ハナから繁華街を散策するつもりがないなら、わざわざ歓楽街である歌舞伎町に宿泊しないのでは? 『関係者パズ』を外した後、意外とこっそりウロウロしていたりして? と。
何にせよ、歌舞伎町を歩くオリンピック関係者たちのこの姿、いま見ておきたい風景だと思います。
よかったら、ぜひ意識してみて下さいませ。