おかげさまで『歌舞伎町観察ツアー』を続けることができています。10月からスタートし、これまでに4回開催。計35名の方にご参加いただきました。
毎回ルートはほぼほぼ同じなんですが、いつも新鮮なテンションで臨んでいます。そのときどきの参加者の顔ぶれによって、はたまた町の状況によって、一行の空気は変わるわけで、ストリートライブをやっているような気分です。
記念すべき【vol.1】(10/21)、特に印象に残っているのは、心霊スポットであるホストクラブビル『第6トーア』前でのことです。
「…私も昔、ホストに通ってた時期があるんですけど、第6トーアの地下はやばいです。マジでお化け出ます…」
女性参加者Aさんが語り、他の者も神妙な顔つきに。そして全員で見つめる第6トーア、なかなかステキな空気感でした
女性参加者と言えば、【vol.2】(10/28)は、参加者9名のうち3名が若い女性という状況でした。
毎回ツアー終了後には参加者の皆さんにお声掛けし、ご都合のいい方を募って居酒屋へ行くのがパターンなんですが、このときは彼女ら3人も来られました。
「へー、Bさんは美大生なんですね。ちなみに最近興味があることは?」
「ストリップ劇場です。おススメってありますか?」
Bさん、浅草『ロック座』へはもう行かれましたか?
【vol.3】(11/18)は、ちょうど『花園神社』の酉の市の日でした。せっかくなんで行ってみることにしたんですが、10人(参加者9人+ぼく)なんて大所帯で、ゲロ混みのお祭りとか行くもんではありませんね。
自分が先頭で神社に突入したんですが、5分後にはもう無理だと引き返すことに、しかし引き返すのもこれまた大変でして…。
やっとこさ脱出後、過去に『第6トーア』で行われていた“乱交パーティー”に参加したことがあるという男性参加者Cさんが「しょーがないですよー」とフォローしてくれたのが嬉しかったです。
が、次の【vol.4】(11/22)でも、ちょっとやっかいな状況に陥りました。人数がぼくを含めて11人で、かつ雨が降っていたので集団の輪が広がってしまったことから、解説の声を張る必要があったんです。
このツアーは、本来ひそひそ声でしゃべるべき内容なだけに、通行人の目が気になったの何の。
終了後の飲み会で、『ハイジア』近くが職場の男性参加者Dさんがおっしゃいました。
「すごーく面白かったんだけど、解説については、全員にインカムを配って、それで聞かせるカタチがいいんじゃないの?」
続けて、ニューハーフ風俗好きの男性参加者Eさんも。
「あるいは、募集人数を少なくするとか」
なるほど、検討の余地ありまくりだと思いました。
さて、12月も『歌舞伎町観察ツアー』は行います。募集人数は減らし、かつ料金改定します。
募集人数:各回6名
料金:4,500円
おいおい、なんで500円アップさせてんだって? …いや、スミマセン、そこは見過ごしてやってください。経費もかかりますんで…。
でも、他にはなかなかないであろう、歌舞伎町のストリートを舞台にした濃密な3時間を提供します。興味があれば、よろしくお願いします。
※募集要項ページは、後ほどアップ。