マスクの需給状況がだいぶ変わってきました。最近は、量販店なんかに普通にマスクが並んでますし、「値段が下がっている」なんてニュース報道も目にする。思慮深い方なんかだと「この在庫、どこに隠してたの?」なんてツッコミを入れるかもしれませんが、とにかくマスクを入手しやすくなってきた今日この頃です。状況の変化というのは、単純に興味深いですね。
さて、そこでわたしが気になったのが、中国製のマスク販売で賑わう新宿区新大久保の商店街、『大久保通り』です。
2週間前の4月下旬、周辺をブラっと歩いて販売状況をチェックしたんですが、今はどんな状況でしょうか?
いま一度、大久保通りへ足を運んでみましょう。
というわけで、昨日5月9日の夜、新大久保へ行ってきました。
大久保通りを端から端まで歩いてみると、2週間前と変わらず、多くのお店の店頭に、マスクが並んでいました。いや、変わらずどころか、販売しているお店の数が増えたと言っていいでしょう。
まず感想としては、2週間前より値段が下がっています。
箱売りマスク(50枚入り)で言うと、こんな感じ。
- 相場:2,500円
- 最安値のお店:ハラルフード食材店『THE JANNAT HALAL FOOD』、1,800円(税込み)。
また、売られているマスクの種類も増えた印象です。
2週間前は、“高性能”を謳うマスクをほとんど見かけなかったように思いますが、昨日は例えば、
- “N95マスク”(韓国化粧品屋『the shiny』、1枚400円)
- “4層マスク”(ハラルフード食材店『Brahi』、50枚2,200円)
など、いいヤツっぽいシロモノをちょこちょこ見かけました。
とはいえ、それらのマスクについても製造元は海外でしたから、これまた思慮深い方なんかは「本当に高性能なん?」とツッコミを入れるかもしれませんが。
でもって、マスク以外にも、気づいた販売状況の変化があります。
大型のサンバイザーのような飛沫防止アイテム『フェイスシールド』です。2週間前には見かけなかったんですが、昨日はぱらぱら散見されたんです。
こんなふうにあちこちのお店に並べられており、眺めていると、わたしも何となく欲しくなってきました。
…何でしょうかこの気分?
「それを着けて会社に行ったり、歌舞伎町歩き回ったりするのか?」と問われたら、どうなんだろうって感じなんだけど、かぶり物というグッズ自体の持つ魅力でしょうか。とりあえず一回かぶり、そして鏡の前に立ってみたい、そんな衝動にかられたんです。上手く表現できないけど、わかりますよね?
結局、衝動買いはしなかったんですけど、なるほど、フェイスシールドって売れるのかもなぁ、と妙に納得しました。
そんなわけで、昨日のウォッチングは以上です。大久保通りの商品状況については、また気が向いたら紹介します。