桜は咲きましたが、繁華街は冬モードです。飲み屋の店主に声をかけても、タクシーの運ちゃんとしゃべっても、「コロナでお客さんが少ないんですよ」、こればっかり。
とりわけ、濃厚接触のサービス業であるフーゾクの世界に目を向けると、かなり厳しいんでしょう。値下げキャンペーンを打ち出すお店もパラパラ現れています。
そんななか、歌舞伎町の老舗ファッションヘルス『新宿プチドール』の店頭に、こんなノボリが立ちました。
「1,500円」と謳われています。一般的なヘルスの料金体系からするとあまりにも安い。プチドールはそもそもリーズナブルなお店ではあるものの、それでも1,500円は破格過ぎ。どういうキャンペーンなんでしょうか? 「今だからこそ!!」とあるので、コロナを意識したものであるのは間違いなさそうですが。
これは見過ごせません。行ってみるしかないでしょう。
3月23日、夜8時。
プチドールへ。入り口の階段を下りていきます。
階段の途中に、下のようなパネルがありました。
1,500円コースについてのマンガです。
右下の5コマ目に「見せ合いっこ」とありますが…。もしやこのコース、普通のヘルスサービスじゃないんでしょうか?
さらに階段を下りていく。たどり着いた地下2階、下の写真のトビラの先の受付へと進みます。
受付スタッフに、1,500円コースのシステムを聞いてみます。
説明された内容は、次の通りでした。
●時間は10分
●女の子を選ぶことはできない
●互いに裸にはなるが、女の子には触れず、女の子からも触ってもらえず、あくまで見せ合うだけのお遊び。お触りはNG
●ただし、プラス料金を払えば、手のサービス(1,000円)や、口のサービス(1,500円)といったオプションプレイを受けることも可能
●延長したい場合は、10分につき1,500円かかる
なるほど、このコース、つまり“オナクラコース”ってことのようです。
少々肩透かしを食らった感が否めません。そりゃあ安いわけね。体の触れ合いがないわけだし。
とはいえ、ここまで来て回れ右して帰るのも野暮です。というより、1,500円なんだから躊躇うレベルの料金じゃありません。
“オプション”を付けるかどうか少し迷ったものの、とりあえず今回はこのコースをシンプルに遊んでみることに。1,500円を払います。
通された下の写真の待合室で待つこと5分。スタッフに案内され、いざ、プレイルームへ向かいました。
プレイルームは、シャワールームが付いた一般的なそれでした。
部屋にいた女の子、A嬢は「時間が短いんでー」と挨拶もそこそこに服を脱ぎ始めます。わたしも、ささっと素っ裸になりました。
シャワーは浴びません。というかノータッチなので浴びる必要はナッシング。そのまま2人でベッドへ上がり、さっそく見せ合いっこプレイ開始です。
壁にもたれかかって座ると、わたしの前にA嬢が仁王立ちになりました。そして右手を自分の股間にあてがい、左手で胸を触り始めます。無言で目を細め、うっとりとした表情を浮かべています。オネーさん、いきなりガンガンいくんですな。何だかちょっと照れるんだけど。
わたしも右手を自分のモノに伸ばします。
「このコース選ぶお客さんって、けっこう多いんです?」
照れ隠し半分しゃべりかけると、彼女の目が開きました。
「先週始まったばかりなんで。わたしはまだこのコースで付くの、オニーさんが初めてだけど」
「ふーん」
「お店の人に聞いたら、ちょこちょこはいるそうですよ。コロナ的には安心ですもんね」
「というと?」
「濃厚接触じゃないから。キスしないフェラしない、コロナにならない!」
ふっと笑ってしまいました。こういう風俗嬢の“迷言”っぽいの、嫌いじゃないです。
そのうちに、モノが屹立します。気分もだいぶ高揚してきました。ここらでリクエストでもしてみっか。
「◯◯◯さん、もうちょっと激しめに触ってみてもらっていですか?」
「こんな感じ?」
割れ目にあてがわれた右手がスピーディーに動かされます。ひゃー、やらしいっすねー。
すると、彼女が片足を壁に当て、足で“壁ドン“するようなカタチで、わたしの鼻先に股間を近づけてきます。その距離15センチ。
「よく見てぇ」
なかなか凄い光景です。距離の近さは単純なパンチ力があります。この刺激がいくらかと言うと1,500円。ぜんぜん安いでしょ。
A嬢の旺盛なサービスもあり、場の空気はグングン熱くなっていきます。
直接的な刺激は自分の右手だけではありますが、今やモノは屹立を超え、手前に反り返っています。
下っ腹が熱くなってきました。そろそろ見せ合いっこスタートから6、7分くらいは経ったでしょうか。じゃあ、もうここらで…。
かくして果てた後は、シャワーで軽く股間を流します。きっかり10分でプレイルームを出ました。
ふぅー、かなり楽しかったっす。
というわけで、プチドールの1,500円コースは大満足だったわけですが、さて、このコロナ騒ぎ、いつまで長引くんでしょうか? それによって今後、歌舞伎町はどんなふうに変動していくでしょうか?
わたくし、引き続き町の動きを注視していきたいと思います。