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ゲイの出会いスポットだと噂されていたけど…。アパホテル「2500円キャンペーン」の思い出。ハッテン体験

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 5月上旬より、アパホテルが期間限定で行っていた『1泊2500円』キャンペーン(詳細はこちら)が、当初の予定の「6月末まで」を待たず、お終いになりました。

 早期終了はちょっと残念ですが、それはさておきこのキャンペーン、とんでもなく破格だったと思います。皆さん、利用しましたか? もちろん、私は泊まりましたよ。

 なので今回は、アパに対するそのお礼の意味も込め、泊まったその日の出来事をさらっと語らせてもらいます。

 それは6月3日のことでした。

 夜8時半、私が向かったのは、歌舞伎町のシネシティ広場の横のアパホテルでした。

 泊まってみようと思い立ったのは、単に安くなっていたからというだけではありません。その3、4日前に、ツィッターにこんな噂が出回っていたからです。

――歌舞伎町のアパは、値下げに釣られたゲイが集まってきており、大浴場が彼らの出会いスポット、“ハッテン場”になっている――。

 本当かしら? 調査してやろうと考えたわけです。

 チエックインを済ませた後は、部屋に荷物を置き、いったん食事をしに外出。アパに戻って来たのは、深夜0時半でした。

 いざ、噂の現場へ行ってみることにしました。

 大浴場は、最上階の廊下の突き当りにありました。男湯へずんずん入っていきます。

 大浴場は、奥に細長い造りで、真ん中に湯船があります。奥に見える扉の先が露天風呂になっているようでした。先客はざっと8人くらいでしょうか。

 んん? 彼らの様子が気になりました。脱衣所のロッカーのキーを、手首ではなく、二の腕につけている人間がやけに多いのです。

 何だか怪しい。もしかしたら彼らはゲイで、これは出会い募集のサインなのでは? となると、自分も同じようにしとけば、何かのアクションを目撃しやすいかもね?

 そう考えた私は、自分もロッカーのキーを二の腕に装着。そして露天風呂のほうへも行ってみることにしました。

 露天風呂は、天井の空いた6畳ほどのスペースでした。先客は4人で全員が二の腕キー組です。

 ただならぬ雰囲気、そんな表現がしっくりくるような空気が流れていました。しかし私は臆することなく湯船に入っていき、どころか直後、自分でもビックリするような大胆な行動をとります。

 両手を開いて浴槽の底につき、足を前に投げ出す。そこから腰を浮かせ、ちょうどソープの潜望鏡のような態勢になったのです。

 狙いは挑発です。先客の中にゲイがいるなら、反応するじゃないかと思って。

 すると、浴槽の底についている左手の指先を触られる感覚がありました。見れば、私の横で湯船に浸かっている若い男が、こちらの指を触っているじゃありませんか。

 …たまたま当たっただけ? いや、ずーっと触れているんですけど…。

 もう確定です! ハッテンの噂、本当じゃん。…ていうかキモイって!

 薄気味悪くなった私は慌てて立ち上がり、湯船を出ました。

 というわけで、その日の出来事をさらっと語るとこんな感じなんですが、この話はかなりハショってもいます。実際は他にも何やかんやエピソードがあり、びっくり仰天したわけですが、それについては、本日(6/24)発売の『月刊・裏モノJAPAN』にリポートさせてもらいました。興味があればご覧になって頂ければと。

 いずれにせよ、アパホテルさん、今回はありがとうございました。ぜひともまた2500円キャンペーンをやって下さいませ。

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