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【コロナ不況】パセラの路上弁当販売。売り子の新人社員の気持ちは?

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 TBS『半沢直樹』が大人気です。ご存知の通り、このドラマは同名のシリーズ小説が原作なんですが、現在放送中のストーリーは、その小説シリーズの第3巻&第4巻の2作品を合わせたものだそうです。また、その第3巻は『半沢直樹3 ロスジェネの逆襲』というタイトルで、“ロスジェネ”とは、1990年代後半から2000年代前半の就職氷河期に社会に出た世代の呼び名としてお馴染みの「ロスジェネ世代」の意味なんだとか。

 ロスジェネ世代バブル世代団塊の世代。はたまた近年は、ゆとり世代さとり世代など、いろんな世代がありますよね。ならば2020年、この慌ただしい時期に世に出たニーさんネーさん方のことは、何と呼べばいいでしょう? そこはやはり、コロナ世代ということになるんでしょうか。

 今回のブログは、歌舞伎町の、そんなコロナ世代の若者たちがテーマです。

 まずは、下の写真をご覧ください。

 平日の昼間、歌舞伎町の職安通り沿いに現れる、路上の弁当売りです。

 場所は、カラオケ『パセラ』ラブホ『バリアン』などを運営する会社(以下・パセラグループ)の本社前で、頭巾をかぶったスタッフたちは、パセラグループの新入社員。ようするに、会社に命じられ、弁当を売っているわけですね。

 そこで、ぼくの頭によぎるのは、彼ら新入社員の気分です。

 パセラグループは、カラオケとラブホ以外にも、リゾートホテルだったりレストランだったり、いろんな事業を展開しています。とはいえ、世間的に認知を得ているのは、やはりパセラとバリアン。だからたぶん彼らは入社前、これから自分がそのナイトレジャービジネスにどう関わっていくんだろうと想像し、少なからず気分を高めていたと思います。

 が、入社早々、コロナがやって来た。ナイトレジャービジネスがえらいこっちゃになった。そうこうするうちに、彼らは上の人間からいきなり言われたんでしょう。

「新入社員、明日から本社の前で、弁当、売れ!」と。

 …マジかよ!? オレ、弁当の売り子なんかやりたくてこの会社に入ったんじゃないんだけどと膝から崩れ落ちた新人男子クン、3人はいたと思います。その晩、お母さんにグチの電話をした新人女子チャン、2人はいたと思います。

 そしておそらくや新人社員全員が、トンデモナイ時期に世の中に出ちゃったなぁと思いつつ、翌日より、弁当の売り子になったんじゃないでしょうか。

 そう考えると、ぼくは何だか感慨深くなり、妙に応援したくなりました。

 そこで先日、一つ弁当を買ってみました。値段は700円とちょっと高めだったんですが、めっちゃおいしかったです。

 だからまぁ彼らへのエールの意味を込め、こうしてブログを書いてみました。

 パセラグループの新人社員さん、頑張って下さい。応援してます。皆さんが歌舞伎町のナイトレジャーを引っ張っていく日、コロナ世代の逆襲を、ぼくはめちゃくちゃ期待しています。

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