4月6日(金)、有名フリーライターのヨッピーさん(@yoppymodel)からガイド依頼があり、歌舞伎町を案内しました。2月の『うしじまいい肉御一行さま』、3月の『◯◯◯◯◯◯◯御一行さま』に続き、3回目の個別対応ツアー。張り切ってやらせてもらいましたが、一つ心残りがあるんです。
歌舞伎町住人ご用達メンズサウナ『AKスパ』の話です。ヨッピーさんと言えば“銭湯神”を自称するほど銭湯が大好きな方だと聞くし、ツアーにAKスパを組み込んだらよかったんですが、案内し損ねちゃったんですね。
だからその埋め合わせというか、AKスパの常連客の談話を紹介します。
常連客インタビュー
どうも。AKにはまぁよく行きますよ。一応証拠としてほら、メンバーサービスカード! 知る人ぞ知るカードなんですよ、これ。フロントでの案内はないし、こちらが「カードください」って言わないと出してもらえないシロモノなんで。
で、何を聞きたいんです? 特徴?
うーん、まず一つあるのは、背中にお絵かきしてる客が多いってことですかね。一応、館内着から刺青が見えてるのはダメらしいんだけど、スタッフは注意しませんから。刺青率が高いですよね。
初めて行った人なんかは、ちょっとビックリするんじゃないですか。AKって夜行バス会社と提携してるから、朝、バスで新宿に着いた人たちがお風呂に入りに来るんですが、そういう一般の方は刺青だらけの光景に唖然とするんじゃないですかね。
あと、食堂とかで大きな声でおかしげな電話をする客が多いのも特徴ですよね。
『別にね、オレもよぉ、人間だからよぉ、厳しい取り立てをしたいわけじゃないんだよ。ちょっとでも連絡をくれればよぉ、それはまた考えるしよぉ』
とか。
『来月、1億の案件が入ってくるんだけど。とりあえず今、メシ代がなくて。持ってきてくれる?』
とか。
笑っちゃうでしょ?
とはい、歌舞伎町の他のサウナよりも料金が安いんで、お勧めだとは思いますよ。AKは住所も置けるんで、なんなら住めますし。
実際、住所を置いてるかどうかまではわかりませんが、連泊組はいっぱいますよ。連泊組の人種ですか? 何の仕事をしているかよくわからないエバってるオヤジとか、日雇いのガテンの人たちとか。4階の個室フロアに多い、若い客引きの連中とかも連泊系ですよ。
そうそう、AKの近所にある『カプセルホテル510』は、生活保護が多いですよ。ちなみに、「510」の読み方は「ゴテン」ね。
ま、そんな感じなんで、興味があったら一回行ってみてくださいよ。