この記事は、もう情報が古いです。
※※
昨日4/25、自粛休業中だった歌舞伎町のネットカフェが、また2店舗、営業を再開しました。
・カスタマカフェ歌舞伎町店
・グランカスタマ歌舞伎町店
“カスタマ”グループの2店舗です。一昨日4/24、ネカフェ業界の最大手『快活CLUB新宿歌舞伎町店』が営業再開したので、「だったらウチも!」という経営判断だろうと想像します。
そんなわけで、現在の状況は以下です。
【休業中】
①アプレシオ 新宿ハイジア店
④グランサイバーカフェバグース新宿店
⑤Booth Net Cafe & Capsule
⑦まんが喫茶ゲラゲラ新宿コマ劇場前店
【営業中】
②グランカスタマ 歌舞伎町店(4/25営業再開)
③カスタマカフェ 歌舞伎町店(4/25営業再開)
⑥快活CLUB 新宿歌舞伎町店
⑧マンボー歌舞伎町店
⑨マンボー新宿靖国通り店
⑩ネットルームマンボー歌舞伎町店
⑪メディアカフェポパイ新宿店
⑫CYBER@CAFE 新宿歌舞伎町店
さて、営業中の店がだいぶ増えてきました。「感染対策に注力しようってときに商売をするなんてどうかしてる!」という意見もあるでしょうが、そのへんの話は“ヤフコメ”の人たちあたりが好きそうなんでそっちに任せるとして、私が注目するのは、人が激減している歌舞伎町のこの状況下、奮起するネカフェ各店の様子です。
“サービス力”と“宣伝力”と“混乱”の観点から、3店舗を紹介しましょう。
サービス力
カスタマカフェ歌舞伎町店(以下・カスタマ)が頭ひとつ抜けています。
カスタマは、従来より、強いサービスを2つ打ち出しています。
一つは、このブログでも何度か紹介していますが、カレーと炊き込みごはんバイキングの無料提供。
そしてもう一つは、3時間コース以上の利用客に対して限定ではありますが、大浴場(グランカスタマ歌舞伎町店内に完備)の無料提供。
この2つです。
そんな従来よりコスパが高いカスタマですが、現在、5月6日までの期間限定で、利用料金を通常時の半額に下げています。
なので、とにかくお得感がある。例えばこんな感じです。
<125円(基本料金・税込み)で、カレー&炊き込みゴハン、食べ放題>
<525円(3時間プラン・税込み)で、カレー&炊き込みゴハン、食べ放題、そしてお風呂も>
なかなかすばらしいでしょ?
宣伝力
これはやはり、マンボー歌舞伎町店(以下・マンボー)でしょう。
4月23日より、マンボーは「カレーと牛丼、日替わり弁当食べ放題」というサービスを始めました。今日はカレーの日、明日は牛丼の日、といったカタチで日替わり弁当を用意。来店客に対し、お弁当をどうぞ、と提供しています。
さっそく、わたしも食べに行ったんで、そのときの写真を並べておきますね。
で、話は“宣伝力”ですが、いま、マンボーは、というか、その運営会社(通称“森下”)は、このカレー&牛丼サービスの宣伝に、とんでもなく力を入れているように感じます。
ご覧くださいこのアピールっぷり。壁一面です。
さらに言うと、この森下、ビデオボックス『金太郎花太郎』や『ロボットレストラン』も運営しているのですが、そのロボレスの隣にあるビデボ『金太郎新宿総本店』でも、カレー&牛丼サービスを始めまして…。こんな感じです。
そして、ロボレスでも、カレー&牛丼サービスの宣伝をやっていて…。何というかもう、言葉がありません。
混乱
快活CLUB歌舞伎町店です。
昨日のブログにも書きましたが、快活CLUBは、国内のネットカフェシェアのトップを誇る、リーディングカンパニーです。店舗数は400以上。経営母体は、紳士服のAOKIの『青木ホールディングス』(東証1部企業)です。そのへんのネットカフェとは一線を画します。
にもかかわらず、この緊急事態宣言のまっただ中に営業を再開したわけですから、案の定というべきか、悪い意味で耳目を集めています。世間の気分としては、やはり「感染対策に注力しようってときに商売をするなんてどうかしてる!」のようです。
大混乱が伺えます。ネットに目を向けると、真偽は不明ではありますが、快活CLUBのスタッフらしき人物が、内部告発のようなツィッター投稿をしていたり。
はたまた、内部資料らしき書類の写真がネットにアップされたり。物々しいったらありません。快活CLUB、大丈夫でしょうか?
さて、そんなわけで続々と営業再開した歌舞伎町のネカフェ事情、今後どうなっていくのでしょうか。引き続き、観察していきます。