AVメーカー『ソフト・オン・デマンド』が、10月10日、歌舞伎町に『SOD LAND』なる飲食店を新規オープンします。
何でも、店の場所は、『海老通り』の一本裏手(以下『海老通り裏』)の、以前は『一軒め酒場』だったビルです。店内には、フロアが5つあり(地上4階地下1階)、各フロアにはそれぞれが違うコンセプトのバースペースや物販コーナーが設けられるんだとか。
プレスリリースを読んだ感じ、具体的なフロアの内容は、以下の通りです。
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<地下1階>
SODが秋葉原で営業しているガールズバーに似たフロア。以下は、その秋葉原の店のHP。
<1階>
会計&物販フロア。
<2階>
風俗嬢とおしゃべりしながら酒を飲めるフロア(だろうと思われる)。
<3階>
SODが中野で営業しているガールズバーに似たフロア。以下は、中野の店のHP。
<4階>
マジックミラー越しに水着美女を眺めながら酒を飲めるフロア。ちなみに、おしゃべりは一切禁止。
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SODらしいセクシーな趣向が凝らされており、ネットでは「すげー楽しみ!」と期待されています。歌舞伎町は、いまなおコロナのホットスポットとして見られがちですが、夜の街に対する世間の気分自体が、いくぶん上向いてきているのかもしれません。
そこで僕は漠然と、コロナ前のことを思い出します。
コロナ前の1月2月の時期、海老通り裏では、一軒め酒場が、『サイバラ酒場』というイベントを行っていました。企画したのは、出版社の小学館で、コンセプトは漫画家の西原理恵子と高須クリニックの高須先生。看板に2人の大きなイラストが描かれ、間違いなく海老通り裏を賑やかにしていました。
が、ちょうどそのサイバラ酒場が終了する頃、コロナが深刻化します。海老通り裏は、日増しに閑散としていきました。店のシャッターが次から次へと下りていく。そのうちに残念ながら、一軒め酒場も閉店しました。
春以降の海老通り裏の、地獄のようなガラガラ状況については、以前このブログにも書いた通りです。
しかし最近、海老通り裏を歩くと、そこまでガラガラではなくなってきているようにも思います。今回のSODの動きは、通りに客足が戻る一つの大きなきっかけになるのでは、きっとそうなるはず、と僕は期待します。
『SOD LAND』、楽しみっすね。
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