東京都より4月10日、夜の町のお店など6つの業種に向けて休業要請が出されて以降、巷では議論が巻き起こっていました。「うちの店は対象なの? 営業していいの? ダメっすかね?」と。
昨日13日夜、対象業種が明確になりました。
東京都が休業要請の対象となる具体的なお店の一覧を発表したのです。
情報は「東京都防災ホームページ」からチェックできます。“お遊び”がらみの場所だと、
▼キャバレー
▼ナイトクラブ
▼ダンスホール
▼スナック
▼バー
▼ダーツバー
▼パブ
▼性風俗店
▼デリヘル
▼アダルトショップ
▼個室ビデオ店
▼ネットカフェ
▼漫画喫茶
▼カラオケボックス
▼マージャン店
▼パチンコ屋
▼ゲームセンター
このへんは全て、対象。
対して、
▼ラブホテル
は、対象外です。
こうして明確されたことは大きいと思います。おそらくや今日以降、いよいよ自粛が活発可するんじゃないでしょうか。
そこで本日はさっそく、あちこちの分野に目を向け、何か“お遊び”がらみで動きが起こってないかを探ってみました。
目にとまったのは、出会い系サイト『ワクワクメール』の中にある『大人の募集』掲示板です。
ご存知の方も多いでしょうが、ここは売春の温床です。カラダを売りたい女と、それを買いたい男が跳梁跋扈しています。ゆえに、通称“アダルト”掲示板と呼ばれています。
このアダルト掲示板には、いろんなカテゴリーが並んでいます。
ただ、売春ユーザーの大半は、「今日、これからヤリたい」的なスピード感を求める人種です。
だから、一番人気のアダルトカテゴリーは、『すぐ会いたい』です。
しかし、そのすぐ会いたいカテゴリーに入ろうとすると、次のような警告文が…。
「コロナウイルス感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令された地域では、『すぐ会いたい』をお休みしています」
カテゴリーに入れません。
いま会うのは控え、緊急事態宣言を抜けた後にして下さい、ってな感じでしょうか?
まさか出会い系サイトまで自粛を行うなんて、ビックリです。
知人のネット援交嬢に連絡を取ってみました。さぞや困惑しているだろうと思って。
すると、あっけらかんと「大丈夫だよ、アプリを使うと」と言われました。どういうことだろう?
促されるままに、ワクワクメールの専用アプリをインストールしてみます。
そして、すぐ会いたいカテゴリーへ向かってみました。
…ホントでした。普通に入ることができます。ブラウザだとダメだけど、アプリだとオッケー。何このビミョー過ぎる自粛!? ズッコケるんですけど…。
さて、コロナ禍、いよいよ混乱を極めています。その中で“お遊び”方面がどう変化していくのか。目が離せません。