近年、歌舞伎町のラブホテル界隈では「バリアン」グループの勢いが突出しております。大久保や新宿3丁目など、周辺地域も含めれば、ホテルは7棟もあり、とにかく大人気です。若いカップルなんかは、ラブホを探していて、バリ島テイストなあの外観を見かければ、まずはそっちへ向かって歩きだすんじゃないでしょうか。
じゃあ、歌舞伎町以外のエリアでは、どうなのか?
漠然とそんな疑問を抱いた私は、大きなラブホ街を控える町、池袋と渋谷と五反田に足を運びました。
驚きました。
店名も外観もバリアンっぽいんだけど、バリアングループの店舗ではない、言うならばコピーブランド品のような、“バリアンにそっくりなラブホ”がいくつも誕生しているではありませんか。
とにかくご覧ください。
池袋
まずは正規バリアン店
をご覧ください
『プティバリ池袋店』
対してこちらが
そっくりバリアン!
『池袋バリバリ』
渋谷
こちらにも
そっくりバリアンが!
『渋谷ココバリ』
五反田
まだあります!
そっくりバリアン
『五反田バリバリ』
ていう感じなんですが、どうでしょうか? びっくりしませんか? この『バリバリ』や『ココバリ』という謎のラブホ、いったい何なんでしょうか?
いや、否定したいわけではありません。商売とは競争です。ヨソが先を走るなら、それをマネる。一切間違ってはないと思うし、すごい大胆な経営戦略だなぁと、むしろ惚れ惚れします。
そこで興味が湧くのが、この『バリバリ』や『ココバリ』を、いったいどういう会社が経営しているのかって話です。
とりあえずネット検索してみました。
すると、『M HOTEL GROUP』というラブホグループのサイトがヒットしたのですが…。
…って待てよ、『M』!?
ま行を連想します。
まみむめ…。
も!!!!
このブログで何度となく紹介させてもらっている、あるナイトレジャー企業の“通称”が頭によぎりました。
もしかして…!?
さらに調べてみると、やっぱりソコにたどり着きました。
なるほど、あの企業が仕掛けたラブホですか!
というか、川崎市にも、これまたバリアンにそっくりな『グランバリリゾート』というラブホテルを運営しているようです。
さすがとしか言いようがありません。
やっぱり“森下”、面白いなぁ。