ライター仙頭の繁華街ウォッチング

歌舞伎町観察ツアー

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【10/27ツアー参加者】日本語教師さん、お店通して下さい嬢、職質トラウマさん、激動の人生さん、人事部OL、路地裏バー君

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10月27日(土)、『歌舞伎町観察ツアー』を行いました。

今回もいつも通り、終了後に皆さんと軽く一杯やったところ、一人の参加者の方がみんなに料理や飲み物をオゴりまくってくれまして、大感謝な回でした。◯◯さん、改めてありがとうございます。

では例のごとく、談話を紹介します。

●日本語教師さん(男性・30代)

大久保の日本語学校で働いてます。日本語教師です。ベトナム、中国、ネパール、バングラディシュ、スリランカ、タイとか、そういった国籍の学生に日本語を教えています。授業は朝から夕方まで。終わったらすぐに家に帰ります。同僚の教師と帰りに学校の近所で一杯、みたいなことはほとんどありません。だから、夜の遅い時間、大久保のあのエリアが、あんなふうな売春婦だらけの状況になっているとは思っていませんでした。いろいろ知れて良かったです。

●お店通して下さい嬢(女性・40代)

住んでるところがこのヘンで、仕事もこのヘンでしてますんで、町に詳しくなれたらいいなーと思って、今日は参加しました。仕事の内容ですか? 風俗系のお店で働いています。ホテヘルですね。うちのお店は、お客様と路上で待ち合わせをしてホテルなりへ向かうカタチなんで、その待ち合わせ場所として、ハイジアの前とかをよく利用するんで、立ちんぼのおねーさんとよく間違えられるんですよ。おじさんが近寄って来て「おねーさん、5万で行きましょー」みたいな。こちらは「いや、お店を通して下さい」みたいな。そういうことがよくありますね。

●職質トラウマさん(男性・40代)

わたしにとって歌舞伎町って、映画を見に来る場所だったんですよ。中学の頃から映画を見に来てましたよ。でも今から12、3年前ですか。歌舞伎町に映画を見にやって来たある日の帰りに、職安通りで警察から職務質問をされたんです。それまで職質されたことなんて一度もされたことありませんでしたから、本当にショックで。以来、歌舞伎町にはほとんど足を踏み入れなりました。だから今日は本当に久しぶりの歌舞伎町でした。町の様変わりぶりに凄くビックリしました。

●激動の人生さん(男性・40代)

今は、トラックの運転手をやってます。ただ、周囲はみんな、稼業人とか半グレみたいな連中ばかりだし、自分自身もヤマっ気が強いですし頭の中トッポイですから、一時期までは裏稼業の仕事をやってましたよ。歌舞伎町には、十代の頃から今までずーっと浸ってて、歌舞伎町の裏も表も知ってるようなところがあります。どんなふうに生きてきたかをちょこっとお話すると、そもそもは音楽ギョーカイにいたんですよ。高校生くらいからドラマーの◯◯さんにお世話になって、それから△△さんのボーヤをやって。24、5くらいで音楽ギョーカイに見切りをつけてからが、裏稼業の仕事。33くらいまで事件屋みたいなことをやってて。その後、トラックの仕事に就いたわけですけど、あるときトラックに乗ってたら心筋梗塞になって死にかけたから、労働組合に入ってガンガンやっちゃったりして。まぁ、いろいろやりましたね。激動の人生というか、イイことも悪ことこ、いや、悪いことも悪いことも、みたいな、人生楽しんだかなと思ってます。

●人事部OL(女性・20代)

会社員してます。部署は人事部です。

(本人の希望により、これ以上のことは書きません)

●路地裏バー君(男性・30代)

歌舞伎町の路地裏にあるバーで働いてます。と言っても、本業ではなく、週1でバイトで入ってる感じなんですけど。ヘンなバーなんで面白いんですよ。まず建物自体がテキトーに増改築を繰り返したような感じだし。店の奥に階段があって、それを登っていくと屋根裏みたいなスペースになってて、そこに住んでる人間がいたりもするし。

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