歌舞伎町に『いわもとQ』という立ち食い蕎麦屋があります。安くて美味しいと評判の人気店で、よく行かれる人々からは、“イワキュー”なんて呼び名で親しまれているでしょうか。
昨日7月29日、わたしは、そのいわもとQに関し、こんなツィートをしました。
迷惑客に対する、ウィットに富んだ店長の最後通牒です。“リツィート”も“いいね”もかなりされており、多くの人々の目に触れたと思われます。いやー、普通に嬉しいですね。
そこでふと思いました。もしかしたらツィートを目にした方の中には、いわもとQに興味を持ち、「貼り紙を見に行ってみたいなー」と思った方もいるんじゃないか、と。
ただ、いわもとQの周辺には、黒人の客引きが多く、その中には怪しい輩も少なからずいますので、足を運ぶときは注意してもらいたいですね。
え? 黒人の客引きなんかにはハナからついて行かねーよって?
いや、ついて行かずとも、トラブルは起こるときは起こるんですよ。
そのトラブルとは、ずばりスリです。
ちょっと手口をご紹介しましょうか。
黒人客引きのスリ手口
<ステップ1>
黒人の客引き連中は、親しげに「ヘイ、アニキ!」なんつってしゃべりかけて来ます。いきなり、握手を求めてくることも少なくありません。
<ステップ2>
我々がスルーしようとしても、連中は「インターナショナルキャバクラ、行ク?」とか何とか言いながらついて来ます。その歩き方は、肩が触れ合うくらいくっついてくるのが、彼らのパターンです。
<ステップ3>
当然、我々はイライラしてきますから、「もういいから!」と言葉を荒げたり、手を振って追っ払うような素振りをしがちです。
<ステップ4>
すると、黒人の客き連中は、肩をドンと当ててきます。「もういいから!」、肩をドン。「マジでもういいから!」、肩をドン。こんな繰り返しになります。そしてこのとき、我々は、相手がイラついて肩を当ててきているんだろう、と思いがちです。
<ステップ5>
が、実はそうではないんです。この肩ドンの目的は、こちらの気をそらすことなんです。我々の注意をヨソに向けさせ、ズボンのポケットなりカバンなりから財布を抜く、これが連中の手口です。
<被害例>
ある日、私の知人が、バックの側面のポケットに(チャックは閉めず開けたままの状態で)長財布を入れ、そのバッグをたすき掛けにし、いわもとQの付近を歩いていました。そのときに、このスリをやられました。幸い、財布を抜き取られた瞬間に気づき、間一髪で奪い返したのですが、気づくのが遅れていたら、オシマイだったでしょう。
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というわけで、くれぐれもご注意してください。
ただ、気を引き締めていれば、トラブルは回避できます。
そして、いわもとQは、とってもステキなお店です。
興味があれば、ぜひともお店に足を運んでみて下さいませ。